お父さん、お母さん、夢がありますか?
夢を持つ子どもたち
子どもさんに夢を聞くと、色々な答えが返ってきます。
それは、とても楽しく未来を想像できる夢。
聞いているお父さん、お母さんも一緒に楽しくなるのではないでしょうか?
それを子どもらしい夢と思うか、子どもだからその夢があるのだとか思ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、子どもが夢を持てることは親御さんを見ていたり、育っていく環境によるものが大きいのです。
親としても、まずそれを嬉しく感じましょう。
でも、自分が親として夢を持っているでしょうか?
いや、それより一人の人として夢を持っていますか?
それを自分に是非問いかけてみて下さい。
どんな答えが返ってくるでしょう・・・。
自分自身の内面に向い合って、静かに話しをすることから始めましょう。
親御さんが夢を持つ時、そこにはほとんど子どもさんが介在します。
つまり、子どもさんに夢を描くことで、自分ではなく子どもさんに自分の夢を託してしまうのです。
これは何故でしょう?
ほとんどの親御さんが、自分の子どもだから・・・という観点で子どもの未来を自分の夢と一致させようとします。子どもさんは、自分そのものだと考えているのかもしれません。
しかし、子どもさんに夢を聞くときに嬉しくなる親御さん。それは本来、子どもさん自身が描く夢が自分の夢にもなるからなのです。
それを応援していけば良いのですが、いつしか親御さんがその夢を自分自身の夢に置き換えてしまう。
そして、自分の思う方向にかえてしまうようなこともあるのです。
子どもさんは、親御さんの夢を素直に受け取ることもあれば、ちょっと違うと感じる時もあります。
初めは子どもさん自身が描いた夢のはずだったのですが、親御さんの夢に転換していたら子どもさんは戸惑いを感じたり、親に対して反感を持ったりすることもあるでは・・・。
こう割り切りましょう!
子どもの夢は、子ども自身のもの。決して親の夢そのものではない。
それなら親も自分の夢を持ってみよう。
親も夢を持ってみることの大切さ
親御さんは、自分の子どもさんにならいくらでも夢を描くことができます。
でも、自分のこととなると上手く夢を描けないとか、夢などない!と言います。
よく考えて下さい。人はいつまでも夢を持つことができるもの。
親になったからといって、夢を持てない、諦めるなどと言うことは言い訳でしかありません。
遠慮?恥ずかしさ?
すべて不要です。だって、自分自身のことですから自分のための夢!としっかり理解するべきです。
時間のある時にでも、寝る前にでも少し思い浮かべて下さい。
何かやってみたいこと、どこか行ってみたい場所、食べてみたい食べ物・・・。
まず、簡単にそのようなことを考えてみましょう。
ちょっと楽しくなりませんか?それで良いのです。
そんな小さな夢では・・・と思うかもしれませんが、小さい夢からで構いません。だって、今までそれすら夢として考えたこともなかったのですから!
そしてさらに、親としてではなく一個人として自分自身に対する夢を描いてみます。そこには、まず子どもさんは介在しなくて良いのです。
子どものために!とか、家族のためにと考えるより、自分自身を少し優先にしてみましょう。
自分が数年後にどうしていたいか、何をしていたいか・・・などと好きに描きます。
これは自分勝手なことではなく、人として楽しく生活を送るための目標となるものです。
夢を持つと得られること
夢を持つことは、子どもさんと同様の感覚を味わえるかもしれません。
自分自身の目標ができると、それを叶えるためにはどうすればよいかと考えだします。
子どもさんが夢を語る時に、キラキラした瞳で嬉しそうに話す姿を想像して下さい。親御さんも同じ!
だから子どもさんや家族に、自分の夢を話すことで楽しさを共有することができるのです。
子どもさんの夢を聞いたら、親御さんは嬉しいでしょう。同様に、子どもさんも親御さんの夢を聞くことでお父さんもお母さんも自分と一緒なんだ!と思うもの。
どうして親は夢を持ってはいけないのですか?
そんな疑問が消えていくことでしょう。
その時こそ、人として子どもとより深くも関わることができる時でもあります。
きっと、自分が夢にむけて楽しく過ごしている姿を子どもさんは見ています。子どもさん自身も自分の夢に向けて親御さんのように過ごそうと思うでしょう。
お父さん、お母さんは子どもさんのお手本なのです。
親御さん自身の夢は、子どもさんや家族の夢に通じているのかもしれません。
是非、夢を持つこと!をお勧めします。
楽しく、そして明るく毎日を過ごすためにも・・・