年末に子どもと話そう
反省よりも大切な事
今年も12月を迎え、慌ただしい世の中であることを感じるようになりました。
ご家庭でも、年末には大掃除やお正月のための買い出しなどと全員で動くことも多くなるでしょう。
そして、大晦日はどのように過ごされますか?
食卓では、年越しそばを頬張る笑顔満開の家族!良い年越しになりそうです。そして素晴らしい新年を!
そんなことを想像していますが、その食卓で是非こんなことを家族で話してほしいと思います。
それは、今年の反省・・・ではなく、今年の良かったことベスト5の発表!!
小さい事でも構いません。自分が感じたままに話すのです。
家族がそれぞれの生活の中で感じた良かったことやステキな事。
子どもの話しは、初めて聞くこともあるに違いないのです。
良い話しから反省へ
普段は忙しいお父さんも、この日くらいはみんなで食卓を囲むことができるでしょう。
今年、自分にとって何が良かったのか、何をステキだと感じたのか。
まず、子どもたちが子ども目線で、どのように世の中を見ているかを知ることができます。
何を考えているかを知る良い時間になるはずです。
決して否定したり、疑問を挟んではいけません。一緒に子どもさんが話すことを喜んでください。
もちろん、子どもだけではなく、家族みんなが話しをするのです。
子どもたちは、みんなの話しを聞くという姿勢も養われます。
そして自分以外の人の話しから、興味関心を持ち、来年やってみたい!という発想も生まれることもあります。
たぶん、家族は笑顔に包まれるでしょう。
さて、ここで終わりではありません。
良い話しの後は、少しだけ反省していることもあげてもらいます。
良い事を話した後ですから、反省することも自然と口から出てくるでしょう。
これについても、子どもたちの話しをしっかりと聞き、来年はどうしようか・・・
などと一緒に考えてみることです。
叱ったりしてはいけません。子どもがそれ以上は話さなくなります。
反省することは、すでに終わってしまったこと。
来年は、楽しいことの中に入るといいね!など親御さんの声かけが子どものやる気を掻き立てます。
子どもは前向きな話しには関心を示します。
自分に関わることには特に!
来年への希望や楽しみが生まれる年末になれば、きっと来年は一年間楽しみを増やそうと思うことができるでしょう。
家族で過ごす時間を大切にするためには、みんなで話しをすることが一番です。
テレビよりも顔を見ながら素晴らしい時間を過ごしてください。