4月、迷いと戸惑いの中でのスタート
新しいスタート
4月!新しい年度が始まりました。
多くの人たちにとって、新しい環境や立場、そして新しい人間関係が生まれる時期となります。
その中で、新しいことを始めたり馴染んだりすることが難しいと思ってしまう場面もあるかもしれません。
ましてやそこに身を置くことに抵抗を感じたり、そこへ向かうことの戸惑いを持っている人はいるに違いないと思います。
しかし、時は刻々と流れ、体制も変わらない。
自分だけが悶々とした思考に囚われることなど、つまらないこと!と考えませんか?
でも、この気持ちはどうしたらよいのか・・・
では、それを一緒に考えてみましょう。
変化に対応
新しいことに今まで何度臨んできましたか?
新しい学校へ入学する時。新しい友達と巡り合ったとき。学校での新たな役目を得た時・・・。
新入社員として、入社した時。同僚、上司など新しい関わりが生まれた時。
営業で新しい顧客との出会いの時。
そして、家族を持つということも新しい生活の始まり・・・。
振り返ってみると、新しいことに直面したことは多々あったと思いだされるでしょう。
人生は、毎日が同じではありません。
同じように見えていても、日々にある出来事は違うものです。
でも、私たちはそれをいちいち気にしていくことは、あまりないのです。
自分の生活の中のことなのに、自分の価値観では大丈夫なこと・・・として片付けられるのでしょう。
しかし大きな出来事として、生活や人間関係の変化、環境や立場の変化は特に経験を重ねていなければ重く考えてしまうもの。
当たり前のことです!
自分一人がそんな思いをしていると思いがちですが、いやいや結構多くの人が同じように感じているもの。
つまり、それらの共有ができる相手がいるということがわかるはずです。
新しいことに臨む前は、その後の自分をあれこれと想像しませんか?
うまくその場に馴染めるか?仕事は覚えられるか?周りの人との関わりは・・・?
それらの変化に耐えられるかどうかを自分で考えてしまうのです。
しかしこれらはすべて勝手に想像することであり、あまり良いことが浮かばない!という事実があります。
それを基にして、自分はこうしよう!とか、こう振舞おうなどと先に考えてしまうのかもしれません。
でも、もしかしたら自分が想像していたこととは違う状況が起こる可能性もあるもの!
先に考えていたことは、無駄であったり無意味なことになりがちです。
おわかりのように、それを要らぬ想像と言います。
自分が思うようにはいかないことを、今までも感じたことがあったでしょう。
その場にならないとわからないことまで先に想像することは不要なのです。
実際にあることに対応していく!と心掛けることが大事なことです。
その力は、誰もが持っています。たとえ最初は上手くいかないとしても、その場での生活が進んでいくと自然と身に着くことや覚えることは当然あります。
新しい環境に入ることは、入っていく人にとっての戸惑いばかりではありません。
先にそこに居て、受け入れる人たちの戸惑いもあると感じます。
誰もが新しいことに触れるという時期だと捉えられます。
これは、自分にとってのリスタートとする良い時間なのではないでしょうか。
マンネリとならず、区切りを持って新しいことに臨む。
日々の生活における自分の気持ちを高めるためにも、新しいことの中に入っていくことはプラスになるのです。
4月の気持ちを変えてみる
4月は毎年やってきます。
自分の置かれている環境や立場を今一度考えてみる良い時間にもなります。
特別な人だけが新しいことに臨むと考えず、自分の生活の一部でも新しくできることがあればそれを実現させるべく臨むことも、同じく新しいことの中に入ること。
迷いや戸惑いは時として自分の気持ちを下げてしまいます。しかし、それを払拭することは丁寧に新しい生活をすることで解決されます。
ドキドキしている気持ちを、ワクワクに変えることはできるのです。
これから先の自分に大いに期待して下さい。
生活を大いに楽しんでください。
時と共に、新しいことに対する迷いや戸惑いは消えていくもの。
今の自分の気持ちをしっかりと受け取り、自分自身を励まして下さい。
自分の周りにあることを、あるがままに受けとめるという気持ちを持つことです。
「大丈夫!誰もが迷いと戸惑いの中でスタートするのだから!明日の出来事にワクワクしてみよう」
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