子どもを叱るとき
叱ることへの理解
子どもさんが良くないことをしたとき、親はどうしても子どもが悪いと感じて叱る体制に入ります。
しかし、子どもさんにも理由があるのではないでしょうか?
「どうしてこんなことしたの?」そう問いますが、子どもさんも答えない・・・。
すると、語気がだんだん強くなり「何でなの!!どうしてこういうことをするの!!はっきり言いなさい」
あれっ?初めの質問調が詰問調に変わってきませんか?
子どもさんを答えにくい状況に追い込んでいるような気もしますが・・・。
電車の中でのお母さんの厳しい口調に驚くことがあります。
人前で良くないことをしたら、叱って当たり前です。
では、口調だけを取り上げたらどうでしょう。
きつい言葉が、ぞんざいな口調として現れます。
子どもを叱るTPO
子どもさんの気持ちを受け止めているのでしょうか?
人前で叱られた恥ずかしさを理解しているでしょうか。
子どもを叱るのも、TPOを頭に入れておくとよいでしょう。
叱る時(タイミング)、場所、場合。
叱り方も色々です。
強く叱らなくてはならない場合(命に関わる)を含め、
子どもさんが理解できるような話し方は
親の工夫次第です。
もちろん、暴力に訴えてはいけません。
親の感情で子どもを叱ることもあるでしょう。
一息おいてくださいね。
そのままをぶつけないで下さいね。
そして、叱ったあとは、ギュッと抱きしめて下さい。
わかってくれてありがとう!の意味を込めて・・・。
親に叱られたこと、大人になっても覚えているものです。