親子関係②
公開日:2017年07月04日
カテゴリー:カウンセリング事例
子どもの記憶
これはご相談のあった親御さんにお話ししたことです。
子どもは、幼い頃の親の姿勢や言葉を覚えています。
もちろん、それが良くない力として与えられていたならば、なおさら頭にしっかりと焼き付いています。
その話しを子どもがする時の表情はとても寂しそうで、怒りも含まれています。
思いだしたくないことですからね。
親御さんは、忘れているのです。
いや、忘れようとしているのかもしれません。
子どもの感情
子どもさんが、それを思いだす場面があるときは、親との距離をおきたがります。
自分が描く親というイメージから遠いものだからです。
友達の親御さんと比べ始めます。
親が嫌い、いらない・・・そんな感情も持つのです。
親御さんとは、この現実を受入れて、これからどのように関わったらよいかを話し合います。
親が親である意識は、常に持っていること。
当たり前ですが、この感覚は忘れがちです。
親は子どもに教えられることが多いのです。
子どもにより、親は成長できます。
親子で成長する関係でいてほしいと願います。