人間関係 ガマンの解消
子どもの取っ組み合いのケンカ。
「どうしてガマンできなかったの?」
「だって・・・ひどいこといわれたんだもん!」
つい行動が先走ることは、大人にでも考えられることです。
子どものケンカによく表れているのは、自分が嫌なことを面と向かって言われたら、
それを覆すような言葉が欲しいがために、行動で表現してしまう。
言葉には言葉で・・・なんて悠長なことは子どもにはなかなか通じません。
難しいことです。
ケンカから学ぶこと
ケンカによって、相手や自分の痛みを知ることもあります。
一概に悪いとは言えないのですが、何を言われたか、なぜそう言ったのかが問題です。
取っ組み合った痛みより、言葉により心が痛いと感じるほうが強いかもしれません。
お互いに向い合って、言いたかったことや言われたら感じることをしっかり知ることが大切です。
さて、大人の場合です。
まさか取っ組み合いのケンカをするわけにもいかないでしょう。
言葉で強く言い返しても、余計に相手も強気になる場合もあります。
自分の為にも相手の為にも
瞬間に自分の心が悲鳴をあげたら、まず深呼吸をして後ろを向くことや、
できればその場を去ることはどうでしょう。
自分を守らなくてはなりませんから。
でも、相手に自分が感じた痛みは知ってほしい。
自分が落ち着いたら、伝えることを考えてみましょう。
感情的にならないように、第三者を交えての話し合いでも良いと思います。
感情を落ち着いて伝える
互いの感情は、時間がたつと少し落ち着きます。
後悔することだってあります。
ガマンすることは良いことですが、いつまでもガマンをしているとストレス過多になるのです。
自分の感じたことが正しいかどうか、それはわかりませんが、相手の思いも知ることが必要です。
ガマンを解消するためにも、時間をおいて自分の思いを伝えましょう。