自分は自分自身のトレーナーであれ
自分の役目
誰かが、あなたを見てこう声をかけてくれることがありませんか?
「疲れていない?大丈夫?」
その時に何と答えるでしょう・・・。
「大丈夫です。自分のことは自分が一番よく知っていますから・・・」
そんな返答をすることもあるのではないでしょうか。
さて、本当にそうなのでしょうか?
自分が思っている自分と、他から見る自分の違いは結構あるものです。
客観的に自分を見ることができない一例でもあります。
自分を管理する役目は自分自身!
常に自分の状態を察知し、正直に受け止め、そしてマイナス状態にならないように自分を守ることです。
だからこそ自分の状態を素直に把握していなければいけない。
これくらいなら大丈夫!もし、そう思ったのなら、どれくらいになるとダメなのでしょう?
その判断もしっかりとできているのか疑問になることもあります。
自分と向き合う
体調だけの話しではなく、気持ちの面でも同じことです。
仕事が上手くいかなければ嫌になり、つまらなくもなります。すると、表情や態度に出てしまうこともありがちになります。
そんな自分を客観的に見ることは、とても難しいことかもしれません。
しかし、こう考えてほしいのです。
自分と同じ気持ちを持っている人が隣にいたとする。その時にどう見えるか。どうしてあげたいか。
つまり、自分ができることを考えてみるのです。人のことは結構見えてしまう・・・。
それを自分に置き換えればよいのです。
自分と向き合うこと、その上で今何が必要であり何をしたらよいか。
自分自身知ることが大切なのです。
トレーナーとしての役目
自分のことは後回しにする人が多いものですが、少し立ち止まり自分自身の足元から頭の先までを眺めてみることです。
すると、思いもかけないことが見えたりします。
自分の姿は自分には見えないことがわかるでしょう。
時に姿を鏡に映し、自分を確認してみる。
すると、自分の姿をしっかりと捉えることから気持ちも変わるものです。
同様に、内面についても心の中を探ってみましょう。
静かな場所で自問自答してみます。
今、何か困っていることはあるか?
迷っていることや苦しいことは?
嬉しいことや楽しいことはあるか?
声にはならない声を聞くことです。
体に耳を傾けねば聞こえてこないこともあります。
自分は大丈夫!そう思っているのは本当?
自分自身に正直になりましょう。
辛さや苦しさは、自分の内面で感じるもの。それを溜め込んだりガマンすることで押さえていることもあるのではないでしょうか。
そんな時、自分が自分自身のトレーナーであることをしっかり思いだして下さい。
傍に寄り添い、こうしたらどうか?こんな風にしてみよう!
その声を自分自身にかけてみるのです。
遠目から今の自分自身を見るようにすると、そんな声掛けもできるはず。
自分と一緒に歩むトレーナーという存在を自分自身で作り上げてほしいのです。
困ったことには相談。解決するための行動を共に考える。
心強いパートナーとして自分の中にトレーナーの役目をする自分自身を持ってください。