苦しいと感じたら・・・
苦しさ・・・
日々の生活の中で、自分が苦しさを感じることもあるものです。
そんな時、どうしますか?
ガマンする、他のことをして気を紛らわす、逃げ出す・・・。
忘れることができるという行為があったとしても、それは一時的なことかもしれません。
苦しさを別の思いに変えることができれば、苦しさは苦しさではなくなるはずです。
そんなことできるのかと思われるでしょう。
すべて自分の内面で感じていることですから、自分で対処することができるはずなのです。
そのために考えてほしいことをお話します。
苦しさの姿
まず、苦しさの分析をしてみます。
これは、一人で行うよりも誰かに話をしながらのほうが良いでしょう。
その苦しさは、何がどうあることなのか?
どうある時に苦しさとして感じるのか?
その苦しさにより、自分はどうなるのか?
その苦しさは、初めてのものなのか以前にもあったことなのか?
つまり、これは自分が感じる苦しさを整理してみることなのです。
そこから見えない苦しさの正体であったり、姿が見えてくる・・・。
次に、その姿に自分がどのように向き合えるのかを考えてみます。
苦しさの表情を読み取ってみます。笑っているのか怖い顔なのか?
それに対して自分はどのような表情を返しているのか。これからはどのような表情を向ければ良いのか。
笑っているのなら、もっと大きく笑ってみればいい。怖い顔なら、微笑みで受けとめてみること。
その苦しさの大きさはどれくらいなのか?
自分が小さく見えるのなら、その苦しさに対抗するために胸を張り大きく見せてみる。
きっと苦しさの正体は、自分の中にある小さくて怖がりの自身の姿!
それが見えたら少し笑ってしまうことです。
自分を知ることでもある
苦しさは、自分で作り出しているもの。
苦しいと感じ始めると、さらに深みにはまるように苦しさがまとわりつきます。
そうなる前に、自分でしっかりと苦しさの分析、整理をして決して悪いものではないことを知って下さい。
自分の中にある自身の姿を変えることはできるはずです。
苦しいことは誰にもあります。
しかし、そのままにしておかないでいち早く対処していきましょう。
苦しさから逃げることも一つですが、受け止めてみることも自分を知ることになるのですから。