ストレスへの対応を考えよう
ストレスを感じるとき
人間生活を営む私たちは、様々なストレスに日々苛まれている状態です。
それは、あなたでけのことではありません。
人によって受けるストレス(ストレスと感じること)は違いますが、まったくストレスのない人は見受けられません。
かくいう私も、多かれ少なかれストレスを感じる時はあります・・・。
真面目さからストレスに向い合い受入れてしまうと、身も心も疲れ果てダウンしてしまうでしょう。
実際、過度のストレスにより病気を発症することもあります。そうなりそうな状態を認識できたのなら、絶対にそこから離れること、休むことです!
当然のことだと思われるでしょうが、ここで再確認してください。
自分の心と体の健康を考えると、ストレスを切り離すことが何より大切なことなのです。
リラックスできる自分の心と体を獲得できるように、今あるご自分の考えを横に置いて読み進めて下さい。
自分を捉える
外界から飛び込んでくるすべてを受け取り、一つ一つ消化できる状態である時は気持ちが上がり、充実感も感じられます。
しかし、受け入れる容量がいっぱいになり、溢れ出しそうになった時、私たちはそれを止めるべき術を見つけられない状況にあります。
「辛い、無理。イライラする!こんな自分やめたい!相手ばかり気になる。仕事をしたくない。あの人が怖い・・・」等々、あげればキリがないくらい多くの表現で自分のストレスを語ることができるはずです。
そんな時、自分のその気持ちや現状をしっかりと見つめて知ることです。
『自分のストレスは〇〇。それによって、自分は今△△の状態になっている。』
つまり、原因となっていることがわかれば対処も工夫できるはずなのです。その時の自分の感情や表面に現れてくる状態を確認します。
いたって冷静だと思われがちですが、落ち着いて自己分析をしてみるのです。自分を客観的に捉えてみて下さい。
ある人に、ストレスとなるものを書き出してもらい、それに対して自分がどのように感じたか、その時にどのように考え対処したかを報告してもらいました。
これはストレスに対する自分のワークなのですが、本人曰く書き出すことで落ち着いて状況を見ることができ、自分なりに考え発散していることもあったと気づいたそうです。
この気づきこそ、ストレス解消のスタートなのです。
また、しっかり言葉にして表現することも大切なこと。
人間関係においては、相手に気遣いすぎる自分自身をストレスと感じることもあります。
良く思われたい、誘いを断ると相手が困るだろう・・・などと考え、ついつい自分に我慢を強要してしまう。
自分で買って出たストレスのようなものです!
良い人と思われることと、自分の心身が痛むことのどちらを選びますか?
自分が辛くなりそうなら、きちんと理由と共に相手に伝えればそれで良いことなのです。
嘘をつくのではなく、理由はどうにでも工夫できるはず。正直に伝えること。
相手がどのように思うだろうかと不安になるかもしれませんが、一時的なこと。それは相手にとっても一時的なことなのです!
つまり、ストレスは一時的なものだと感じて下さい。
ストレス解消のために
忙しい日々ですが、その中でたまには自分を空っぽにしてみる時間も必要だと感じます。
自分にとって今、本当に大切なこと、やりたいこと、楽しいことを洗い出してみることもストレス解消に繋がります。
私は、ストレスを生きる力となれば良い!と考えます。
ストレスに負けない力(対応できる知恵と工夫)は、誰もが得られるのです。
心と体は一体です。
心を落ち着かせていくと、体もしっかり応えてくれます。
何よりストレスを感じるということは、マイナス方向に思考が向いてしまうこと。すると元気もなくなります。
日常にある楽しいことや面白いことを、一日の中に見つけてみることも良いでしょう。
それを考え感じることでリラックスもついてきます!
無理をしない自分になることです。
自分自身と向かい合うことで、ストレスが何であるかを知り、どうすることが自分にとって良いことなのか見えてくるはずです。
自分なりの工夫を楽しんでみること。
楽しいことに意識を集中していくと、ストレスを感じる時間は確実に減ってくるのですから・・・。
確かに自分一人でそのように対応するには難しいと感じたり、限度があるかもしれません。
もし、そうならば協力できる人がいるのです・・・。
親しく自分を気にしてくれている人、カウンセラーなど。
どうぞいつでも声をかけて下さい。
一緒に考えていくと、視野も広がります。
ストレスは必ず解消できるのです。