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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

心の中の障壁を越えるために

公開日:2023年09月05日 カテゴリー:カウンセリング事例, ひとりごと タグ:

抱えている障壁

 

 

私たちは誰にもわからないであろう辛さや悩みがあるものです。
それを抱えて生きていくことは、苦しさが倍になってくるのではないかと感じます。

楽になりたいけれど、その術がわからない・・・。
普通に過ごしたいのに、考えてしまう・・・。

外見からは見ることのできないものを心の中に持っているのです。
それは心の中に自分だけでは越えられない障壁が現れていること・・・。

 

抱えている荷物を手放す

 

 

まず大切にしてほしいことは、自分に正直になることです。
それは自分自身を開放することに他なりません。それは抱えている荷物を手放すということに繋がるのです。

自分のことは誰もわかってくれるはずもない!などと思い込んでいると、いつまでたっても心の障壁を抱えたままになってしまいます。

障壁となっているその荷物を手放すためには、誰かに話をしてみることです。言葉にして自分から吐き出してみるのです。

誰かに話してみること。自分の言葉で話すこと。
伝わることが喜びになり、自身の心も解放されるはずです。

しかし、伝え方がわからない・・・どう話せばよいのかわからない、誰に話せばよいのか?
そんなことも不安要素としてあるかもしれません。

自分のことを知っている人に話す時は、自分がどう見られているのかと思ってしまうこともあるでしょう。
すると、自分を飾ったり言葉を選ぶことに終始して思いが伝わらないのです。

第三者でも、初めから話すことが面倒だと感じるかもしれません。

そう感じることもあるかと思いますが、苦しい思いを抱え続けていくよりも少しの勇気で変わることが期待できるはずです。

話しをし辛い時には、書き記すことです。
今、何が辛いのか、その辛さはどれくらいなのか、どうしたいと思っているのか・・・。

 

ある人は、話しをする時間が持てない時にノートに書き出していました。後に、それを基にして話を聴くと本人も少し冷静になって自分が書き記したことを分析することができました。

その時の状況や自分がどう感じてどんな反応を示していたかなど、改めて振り返ることから始めます。

心の中の障壁がどれくらいの高さなのかを一緒に測ります。

まず心の中に障害として存在するものを洗い出し、どれくらいの高さなのかを自分なりに測ります。そこからどうすることで高さが変わるのかを考えてみます。

その後は、少しずつでも実行!

壁は越えることができ、さらに崩すこともできます。
それができるのは自分自身しかいない・・・。

人はそれぞれ、様々な障壁を抱えています。それをしっかりと把握し見据えることでぼんやりとしたものから細部までを見ることができてくるもの。

困っていること、悩んでいること、また苦しんでいることや迷っていることまで自分で書き出したり、口にしてみる。

それが抱えている荷物を手放すという作業の開始。
是非ここから一緒に始めてみませんか?

次第に障壁となっているものが、消えてくることがわかるはずです。

 

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