休むことを忘れてはいけない
頑張りは続けられない
人は与えられたことに対して、一生懸命に取り組むことができます。それをやらねばならないこと!だと決めているから・・・。
母親としてやらねばならないことは本当にイッパイあるでしょう。
学校の先生としてやらねばならないことも、それはそれはたくさん・・・。
誰もがやることを持ち、日々行っている状況は当たり前のことだと捉えられがちです。しかし、そんなにいつも頑張れるわけではなし、疲れてしまうこともあります。
それ自体は、誰もが知っているはず!
しかし、認めようとはしないこともあるのです。
疲れた・・・
そう言われると、「頑張れるでしょう?」と言い返す。「みんなもやっているのだから、あなたもやらなくては・・・」などとも。
全員が同じペースで仕事はできません。
自分のペースを守りながら頑張っているのです。
しかし、そのペースが乱れてくると体が悲鳴をあげます!
これは、休むことも仕事だということを忘れていること。
効率の良い仕事をするためには、しっかりと休養をとることが必要です。良い仕事をしたいのなら、常に全力で頑張るのではなく、力を入れるべき時をしっかりと見定めることなのです。
張りつめた気持ちを持つことも大切ですが、緩めることがさらに必要なこと。
緩急を持たねば日々の生活も辛くなります。
頑張ることは、ずっと続けられるわけではないのですから。
休むことの大切さを知る
たまには母親業を休んでみませんか?
無理だと決めつけないで下さい。子どもたちに母親の仕事はなにがあるかを聞いてみることから始めます。
とてもイッパイあることを改めて子どもたちに知ってもらうチャンスです。そして、お休みをもらいたいので変わってほしい!と・・・。
母親業も仕事であるという意識は子どもたちにはありません。しかし、母親にしてみれば立派な仕事とも言えます。
仕事は休みが大切であることをいかに子どもたちに知らせるかは、彼らが成長していく過程で大切なことです。
先生という仕事においてはどうでしょう。
やらねばならないことは探せばキリがありません。遅くまで学校に残って仕事をしている人が偉いわけではないのですが、終わらないので仕方がないと・・・
仕事には優先順位を必ずつけることです。
さらに、今日はここまで!というラインをひくこと。一日休むということを遠慮したり、躊躇うのなら、自分なりの一日の仕事ラインを決め、そこで終わりにすることです。
後の時間は休む。先生という仕事を終わらせるのです。
休むことを優先順位の何番目に位置付けるかを考える!大切なことだと思いませんか?
頑張ることと同じように、休むことが大事なのです。
頑張るために休む
人は常に頑張れることはありません。またいつも頑張る必要もありません。
大切なことは、必要な時に頑張れる力をしっかり持っていることなのです。
そのためには体も心も元気であり、その時のための準備が整っていること!
こう考えていけば、自分が頑張るためには日常において休むことも取り入れなくてはいけないことがわかるでしょう。
それを自分だけではなく、家族や職場の人たちも共に理解していることが望ましいこと。
先に話した、母親としての仕事の多さを子どもたちに知ってもらうためにしたように、仕事を一度見直してみることなのです。
すると、思いもかけないことも見えてくる・・・。
それに対して自分たちがどのように取り組むことが効率的であるかを考えてみるのです。
そこに「休み」というキーワードが必ず登場するでしょう。