自分

自分とは、いったいどのような人物なのだろうか？
そんなことを考えることはありませんか。

自分の知っている自分、見えている自分、それだけがすべてなのでしょうか。

私たちは自分のことは自分が一番よく知っている！と思いがちです。
確かにそうかもしれません。

しかし、見えていない自分がいるとしたら知りたいと思うのでは・・・。
では、見えていない自分を知るためにはどうしたらよいのかを考えていきましょう。

振り返りから見えること

よくこんな疑問を持つことがあります。
自分のやっていることは正しいのだろうか？話したことは間違っていないだろうか？

自分のことに対して不安を抱えてしまうのです。

そんな時、まずこう考えてみましょう。
別の考え方や方法はあったのか？　そう自問してみるのです。
すると、自分の中の別の自分が答えを探すはず。

いや、これしかなかった。
こうしても良かったのかもしれない。などと色々な声が聞こえてくるでしょう。

この時、自分を客観視しているのです。
自分の行動を振り返ることは、その時の状況を遠目で見ていること。つまり、自分以外の目線でその時の自分を見ることができている。

これは大切なことです。自分を振り返り、考えることができるこということ。
とても大事なことなのです。

常に自分自身を客観視できたら、後々迷うこともないのかもしれません。
しかし、なかなか難しいことです。

それゆえ、このように客観視する時間をとってみることです。
少し振り返る時間を持つこと。

タラれば（こうしておいたら、こうなっていたのでは）で考える必要はありません。
その時の自分の状態が見えれば良いのです。

なぜ、そう考えて実行したのかを改めて検証するという感じです。

このように自分を客観視すると、その時には見えていなかったこと、気づかなかった自分が見えてきます。
これは、次の場面できっと役立つこと。

知らなかった自分がここにいたということかもしれません。

振返ることの意味がここにあります。

是非、自分を客観視する習慣を持ってください。