孤独感を感じた時の解消法
大勢の中の自分
私たちは、日常に人と関わることが多く、それが当たり前になっています。
しかし、毎日毎日大勢の人たちの中にいると、その関係性が煩わしくなることもあるでしょう。
そんな時には、一人になりたい・・・
などと思いませんか?
誰にも経験があることかもしれませんが、大勢の関わりは自分が気をつかうことも多くて耐えられない場面などもあるものです。
気をつかうことに疲れてしまい、集団から離れたいと感じることは決しておかしなことではなく、そう感じる心がそこにあるだけのこと。
その関わりにしがみつく理由もないのなら、少し距離をおくことが良いでしょう。そして、一人の時間を持ってみる・・・。
どのようなことを感じるでしょうか?
その時間に感じることに正直になってみることです。
周りの変化に合わせる
さて、逆のことも言えるはずです。
いつも大勢の中で自分の役割りがあり、立場を楽しんでいる人がいます。
しかし、大勢で集まることもなくなり、家族との関わりも子どもの成長と共に少なくなってくる時、いったい自分の存在はどこにあるのだろう・・・。
そんな風に捉えてしまうのです。
大勢の中に居ることの心地よさ。自分の存在が認められている場所。
それが無くなってしまったら・・・
とても孤独を感じることでしょう。
今まで自分が行っていたことは、誰かが喜んでくれた!
誰かの役に立っていたから楽しかった!
とても幸せな時間だったと思います。
しかし、常にそのような状況はあるものではありません。
つまり、時と共に人は考え方や体力的な面の変化を覚え居場所が変わることもあるのです。
楽しいことは、その時に持てたことで良かったとすることです。
でも、今だって楽しいことはあるはず・・・。
自分がここにいる限りは、できることはあるのです。
誰かがいないからできない、やりたくないという気持ちもあるかもしれません。
それは、今までは人のために何かをすることが自分のためでもあったからです。
誰かがいないのなら、自分のためにもならない・・・
そんな思考です。
取り残された気分になっている自分がそこにいます。
しかし取り残されたのは気持ちだけであり、できることに変わりはないのです。
誰かのための『誰か』を変えてみたり、自分に方向を向けてみる・・・。
孤独とは、一人になってしまったことではなく、気持ちが自分に向かなくなったこと。
自分のことを今までとは違うと捉えてしまうと現れる感情かもしれません。
自分を活かすこと
自分にできることを整理してみましょう。
今できること、この先にできること。
それが整理して描かれると、そこへ向けて歩くことを始められます。
今までの経験から得られたことを思いだし、『誰かのため』を広げて考えてできることを向けてみる。
誰かとは、知っている人ばかりではないのです。
こうしてあげたいと思える想像上の人でも良いのです。
自分を活かすたことを考えてみましょう。
できることを持っていることを誇りに感じて下さい。
孤独とは、一人きりになってしまったと思い込むことから感じ始めます。
関わる人はいるのに、一人の時間が長いとそう感じてしまいます。
一人の時間を大切に過ごすこと・・・。
まず、できることを整理する時間としてみましょう。
待っている誰かを考えて!
人は一人ではありません!誰かがいるからこそ自分が居るのだと思いませんか?
孤独だと感じたら、そう思って笑ってみることです。
自分から孤独を解消するために、できることはイッパイあるのですから・・・。