無理をしている自分に気づいていますか?
経験から判断している私たち
毎日の生活の中で、これは自分がやらねば!とか、まだできるからもう少し!などと考えてしまうことは誰にもあることでしょう。
確かに、自分の今までの経験を基にしてこのように考えるのですが、いつもそれが正しいとは言えないのです。
そんな時、自分にストップ!がかけられる自分がいることは、とても大事なこと。
無理しすぎる自分を客観的に捉えられる目線を持ちたいものです。
そうでないと、自分が壊れてしまうことも・・・。
さて、このように自分はもっと頑張れるなどと思う根拠はどこからくるのでしょう?前述でも、今までのことを基にして判断していると言いましたが、頑張れていたのはいつだったでしょう?突き詰めれば、どのような身体状況であったのかを覚えているのかということです。
つまり、常に私たちは同じ身体状況であることはないのです。頑張れるという勝手な思い込みであったり、ヘンな自信なのかもしれません。
何度かそのような場面を乗り越えてきたという自負があるからなのかも・・・。
さらに、自分以外の人が頑張っているのだから自分も!と思ったり、周りの期待や要望をまともに受け取ってしまうということもあります。
しかし、ともするとこんな自分で大丈夫だろうか?などと不安も一緒に抱えていることもあります。
無理をしないということは
冷静になって考えると、こんなに一人で頑張る必要はなかった!という人がいます。
やっと気づいた時。
頑張れたことはプラスに感じられますが、その後の疲労度は後の生活や仕事などにも影響します。
どうして頑張ってしまうのか・・・
もっと自分を大切にしてもいいのではないか?楽しいと思える時間を割く必要はないのではないか?
このような言葉も浮かんでくるのではないでしょうか。
あなたは心の声に気づいていますか?
体の悲鳴をしっかり聞いていますか?
実は、常に身体の状態を意識していると、身体の発信する声は聞き取れるものなのです。
それには、朝晩の身体のチェックが欠かせません。
表面上だけではなく、やる気はどうか、声はしっかりと出ているか、頭は冴えているかに始まり、一日の終わりには疲労感を把握するべく顔色や気力の状態を気にしてみること。
自分の健康管理はこのようなことからも始めることができます。
身体の声に耳を傾ける
私たちは、何でも「過ぎ」な状態を高く評価されることがあります。見方によって素晴らしいことだと評価されるのです。
特に「頑張り過ぎ!」ということが一番いけないことなのですが、スゴイと周りからは見られる。実際は、凄くもなく、自分を痛めつけていることに等しいのですが・・・。
こんなに無理をしている自分なのですが、何も考えず止まらずにやり過ごしてしまうことが多いのではないでしょうか。
もっと自分の身体に目を向けて下さい。心の声に耳を傾けて下さい。
良く言われる、睡眠、栄養、休養!は決して忘れてはいけないことです。これを粗末に扱うと、必ずと言ってよいほど自分にマイナスの状態が現れます。
すると、当然なことですが自分に降りかかるばかりではなく、周りに迷惑をかけることにもなり、今までの頑張りが逆評価をうけることにもなりかねません。
無理をしている身体は、その後でフォローをしておくべきです。
頑張った分のご褒美を身体にあげることです。
心や体の声にしっかりと耳を傾ける習慣を持っていれば、少し調子が良くない時でも早期の対応ができます。
過信は絶対にいけません!
無理をしている自分、あるいは無理をしそうな自分に気づいたら、一度立ち止まってチェックをしてみましょう。身体を休ませることです。
長く付き合っている自分の身体なのですから、声は聞こえるでしょう?
身体を労わり、感謝をするのです。
自分を大切にして、楽しい時間を持つように心のゆとりも持ってください。