疲れていなくても休みは必要
忙しい毎日でも
忙しい毎日、疲れていませんか?
仕事や学校、主婦業だってそれぞれ他人にはわからないストレスがあるもの。
その時に疲れ(疲労)として身体は反応します。
しかし、それを感じないで淡々と日々を過ごしている人もいます。
ストレスの対処が上手な人なのでしょう。
お休みのとり方が上手であったり、疲れに対する回復力が強い人と言えます。
知り合いに会うと、挨拶代わりに「忙しいですか?」とついつい聞いてしまいます。
正直に忙しさを話す人もいますが、そこからくる疲れを隠す人もいます。
疲れていることを口に出せないほど、頑張ってしまう・・・。
隠すことはないのです。疲れていることを口にするだけでも、少し楽になることだってあるのですから。
疲れとは
疲れること(疲労)の意味をしっていますか?理由は?
私たちが疲れを感じないと大変なことがその先に待っているということを知って下さい。
身体が疲労するその先には・・・「死」があるのです!
だから、それにストップをかけるのが疲れを感じること(疲労)なのです。
これは、体ばかりではなく心の疲労もそうです。
特に過労による肉体、精神をいじめる行為は、人間生活を送る上であってはいけないことです。
一口に疲労といっても感じる部位や感じ方は様々です。
疲れると食欲がなくなる、頭痛がひどくなる、話したり動いたりすることが嫌になる・・・。
このような行動制限がかかります。つまり、疲労のサインがすでに表れていることです。
忙しいから休めない!は、自分に対する言い訳でしかありません。
身体は休みを欲しがっているのに、休むことを許可しない!
まるで、休むことが罪悪のように言う人もいるくらいですから、休むことに対する認識の薄さを感じざるをえません。
もちろんそのような体制をとっている職場や仕事内容があることは、根本的に考え直す必要性を示唆していることに他ならないのです。
先にも話したように、疲労の先には「死」があるということは、過労死が問題視されていることからもおわかりでしょう。
疲れを感じるのは、身体の非常事態発生信号だと理解してください。
ちょっと眠れば大丈夫!これだけやったら楽になるから、今は頑張る!そのような気持ちで仕事を続けている人たち!
もっと自分を大切に考えなくてはいけません!
疲労への対応
ひとつの考え方として、全体で忙しさの調整を試みること。
仕事の状況により、複数で関わったり、締め切りを再考することを考えます。
ゆとりを持った仕事は、携わる人のやる気を動かします。楽しいと感じることもできます。
そして、必ず成果も上がるのです。
いつも疲れと向かい合い闘っていると、それは勝ち目のない勝負となりがち。
勝ちたいのなら、十分な休みを取り入れることです。
これは、何も難しく考えないで下さい。
長期休暇をとれるようにする・・・ということではありません。
お勧めは、疲れたと感じる前に少しずつ休みをとっていくことです。蓄積疲労にしないことです。
休むという内容は、リラックスできる時間を一日に数回設けることでも良いのです。
体と心を、ここで一度リセットするのです。
時間は必ず作れるもの。
その休憩によって、身体が楽になり仕事の進捗もみられるようになります。
一日の中でも、疲れのサインが表れる前に自分で対処できるのです。
最近、やっと職場全体での取り組みが進んできたようです。
様々な取り組みから、楽しい職場であったり、遣り甲斐のある仕事を再確認できることもあります。
仕事のできる身体状態であることを、自分で常に意識してほしいのです。
休むことは悪いことではありません。
しっかりとした理由がそこにはあるのですから!
疲れを感じる前の休み、是非心掛けて下さい。