始まりの時に

４月の新年度は緊張と共に始まります。
新しい世界で、初めてのこと、初めて会う人・・・。

色々と想像してしまうので緊張感も高まるものです。

しかし、あくまでも自分だけの想像であり現実とは違うことが多いかと思います。
ですから、想像もプラスになるようなことを浮かべることです。

さて、これから始まる生活で大切にしてほしいことをお話したいと思います。
これは、いつでも心がけてほしいことでもあります。

出会ってきた人、出会う人

私たちは、この世に生まれてから今まで何人の人たちと出会ってきたことでしょう？
数えることもなかなか難しい人数になっているはずです。

親に始まり、自分の置かれた環境内で出会った人たち。それは自分にとって少なからず影響を与えている人たちだと思っても良いかもしれません。

年齢が上がるにつれて友だちも増えてきます。
それもまた環境が変わるからなのでしょう。

必ずしも気が合う人ばかりではないはずです。好がだとか嫌いだとかはっきりと感じ取ってくる時、自分の価値観を見る頃です。

大人になってから思い出すと、嫌いだと感じていた人でも良い点が見えたりもしてきます。
その時の自分の感情であったり思いで判断していたことに気づくもの。

そんな人たちからも、影響を受けていることがわかりますか？
嫌いだという自分の感覚を知ることができた。つまり、それを教えてくれた人なのです。

当時は思いもかけない感情が湧くことも在ります。
あの時、こう接していれば良かったのかな？自分の嫌いという感情を押し付けていたのかな？

もし、そんな風に考えることがあるとしたら、これから先に出会う人たちへの接し方を考えればよいのです。

出会いは繋がり

これからの生活でも多くの人たちに出会うはずです。
一度きりの出会いだと思っていた人と、再び出会うこともあるものです。その時に、嫌な感情が湧かないようにしたいもの。

つまり、出会いとは繋がりをもたらしてくれるもの！だからです。
人として繋がることは有難いことです。

それは、いつか自分にとって助けとなる人かもしれない、逆にその人のために自分が役立つことができるとも考えられるからです。
一度の繋がりが長く、そして広く・・・。

人との出会いは大切にしてほしいというのは、このように人は自分一人ではなくともに生きることで活きることができるからです。

せっかく出会うことができた人。感謝して関わることです。
それが人を大切にし、自分を大切にすることになるからなのです。