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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

自分が作っている壁を壊せ!

公開日:2018年12月12日 カテゴリー:心のひとこと, 生徒、学生さんへ タグ:

考え方の癖

 

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私たちの生活では、色々なことに対して人それぞれの感じ方、考え方があります。

何か問題が発生した時に、解決する方法を知らないから何もできない・・・とか、他の人がやっていることを、ただ羨ましがるだけで自分には無理なことと決めている。

こんな経験、山ほどあるのではないでしょうか。

最初から自分のできることとできないことをあ勝手に判断して、ストップをかけている状態なのです。

誰にもあることなのですが、考え方に一種の癖があると思われます。
癖は、自分では無意識であり、どう改善したらよいかもわからないもの。

悪い癖ばかりではありませんから、自分が困ったり、他から指摘された場合に考えてみましょう。

 

自分の作る壁

 

壁の一部

 

考え方の癖には、いくつかのパターンがあると言われます。
物事に否定的である、悲観的である、ストップをかける、トラウマに陥る・・・。
ちょっとしたマイナス思考だと思いませんか?

これが自分の作り出している壁となっているのです。

しかし、この壁は自分で壊せるもの!

心の壁をハンマーでただ叩くだけでは効果は無いのですが、ハンマーの形を変えてみます。

マイナス思考が出現する時、自分の心の中で何をどのように考えているのかを覗いてみます。
小さなハンマーでノックするように・・・。
すると、自分の感情が現れてきます。悲しい、悔しい、怒り・・・など。
過去の体験から割り出された思考が多いことに気づくでしょう。

しかし、過去の体験でもプラスと考えられることもあったに違いないのです。
それを思いだしてみます。
今までにできたことや良かったと思えること。楽しかったときの自分を思いだして下さい。

自分も捨てたもんじゃない!そんな風に考えられませんか!

 

過去を手放すことで思考変換

 

黒板に溢れるアイデア

 

そして否定的な思考は肯定的に言い換えてみる。
例えば、こんなこと自分にはできない → 毎回できないわけではない。できると信じてやってみることが大事。
やってみてできないと、また落ち込む → できなかったら、どうすればできるのかを誰かに相談すればいい。
危ないことは絶対にやめたほうが良い → 何をもって危ないのか。危なくない方法はある。

考え方の癖は、人によって違います。しかし、マイナスととられる思考は誰にでも現れるもの。自分だけがその思考に陥っているとは思わないことです。

つまり、うまく対処している人を見たら、その人から学ぶことも良いのです。
自分とどこが違うのか。話し方、表情、姿勢など自分に無いものはどこなのか・・・。
真似をしてみることも悪くないのです。

今までのことをいつまでも頭に置いておくことをやめてみませんか?

『過去を手放すこと』と言われますが、まさしく今に生きている私たちにとって、過去の経験が活かせるのであればプラスと考え、マイナスと捉えられる経験は手放してみる。

いつまでも過去に囚われるのではなく、今だ

からできる!ことだっていっぱいあるもの。

そう思うことで、考え方の癖を改善でき自分で作っている壁を壊すことが可能になるのです。

つまり、こんな自分だ!という自信の下で行動も起こせるということ。

今を生きる私たち、まずやってみるという心をもってみることです。
できなかったら、どうしたらできるのかを考えることで自分は成長するのですから・・・。

人は必ず考えて行動します。自分の自信を行動に結び付けられるような思考をしたいものですね。

 

 

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