「変える」ことを考える時
変えるということ
私たちの生活は、以前からの積み重ねや継続によって成り立っていることが多くあります。
それを当然のように、また何も考えずに使いその中に浸っている日々。
しかし、時代が変わり、状況が変わってくるとそれで良いものかと疑問も湧くでしょう。
そんな時、何かを変えなくてはいけない!と変える必要を感じてくるもの。
それでも変えることの大変さや、どのようにして変えればよいのかを考えるとこのままでいいか・・・という結論に至ってしまうこともあるはずです。
教育における「変えること」の必要性
学校においては、年度ごとに同じことを繰り返すと捉えがちです。しかし実際は子どもたちが変わり、それに応じて様々な工夫が必要となっているはずなのです。
実は、これはなかなか大変なことであり、計画段階から実施までの時間は多く必要とされます。
その煩わしさや時間の無さを思い浮かべると、躊躇してしまうかもしれません。
教育に変化はつきもの!
きっと誰もがそれを理解しているはずなのですが・・・。
主体となる子どもたちのことを考えると、毎年同じことでも若干の違いは持たせていることでしょう。大きな変化とまではいかなくても、少し変えてみようとなるはずです。
その小さな変化を持たせることが大切なこと。そこから次を考えられるからです。
十年一日の如し!では学校も進歩しません。
工夫をすることが変化に必ず繋がります。
それを忘れないで、思い切って変える時は変えてみることです。
たとえ上手くいかなくても、違う方法もあるのですから再度チャレンジする気持ちだけは失わないで下さい。
変えることの必要性を皆が理解しなくてはいけないのです。
柔軟な姿勢から生まれる変化
子どもたちは、柔軟に変化を受入れる場合が多いものです。
それは子どもたち自身で何かを計画する時に見られます。概略だけは決めておき、そこから先は内容も子どもたちに工夫させてみることです。
学年ごとで考え方も違うでしょう。同じテーマで毎年行っていたとしても子どもたちが違えば内容も手順も違ってきます。
このように、子どもたちは自分たちで変化を生み出すことができます。
変えることを躊躇わないのです。
学校は教員だけで作るものではありません。子どもたちに学校は自分たちが主体であるという意識を持ってもらうためにも、その時の子どもたちなりの考えを取り入れてみることです。
そこから変化は生み出され、子どもたちが自分の学校であるということを強く感じることも出来るはずです。
教員が変化を望まなくても、変化を受入れられる子どもたちとともに考えていくことが大切なのです。
お互いが変化できるチャンスを逃さないでほしい・・・。
先生自身の変化も必要ですね!