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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

新しい自分の構築(先生へ望むこと)

公開日:2021年11月17日 カテゴリー:教員の皆さんへ タグ:

日常への思い

 

 

日々を淡々と、そしてここに居ることが当たり前としか捉えていない。
そんな人にとって、その生活を変えると考えることなど無いものでしょう。

しかし、先生として一つの学校に長くいることはプラスの面ばかりではなくマイナスとなる面もあるのです。

学校にとっては、以前のことを知っているから助かる!と捉えられることもあります。
本人にとっては、どうなのでしょう?

変えることの無い生活は、慣れ親しんだ環境に甘えていることもあります。要するに、自分の存在はここだけにある!と思い込んでいること。

私自身もそう思っていたことがありました。
この生徒たちにとっては自分は無くてはならない存在。いなくなったらきっと困るに違いない。

これは自分自身の思い上がり以外の何物でもありません。
生徒たちは、私が異動しても一時的な感傷はあったにせよそれだけだったのです。

よく先生は、生徒のために!ということを口にします。もちろん当たり前のことですが、それはイコール自分のためだと自身に言い聞かせているようなものです。

先生としての器は、様々な経験を経て大きくなります。その経験を在職校だけに求めていると、大きさが限られるように感じます。

他校では違う価値観があるかもしれません。それを知らずして語る言葉は広く伝わるでしょうか?

子どもたちを育てる一翼を担っている先生方が、凝り固まった考え方であったり決まりきった方法しか持っていないとしたら、子どもたちに伝えるものが狭い範囲になってしまうのです。

 

自分磨きの大切さ

 

 

自分磨きをして下さい。

それは知識面もそうですが、先生として多くの状況を経験してそこから得た実際のことを自分の中で消化して自分のものとすることが大切なことです。

これを意識していくことで、器は大きくなり、思考も人との関わりにも柔軟性が生まれるはずです。

つまり、自分を新しく構築しているということ。

教員という道を歩いていくのなら、子どもたちのためにという捉え方に自分も成長するためにという思いを持っていることです。

日々の仕事は多くなり、疲れもするでしょう。感情も抑えられないこともあるかと察します。
しかし、子どもたちにとっては掛け替えのない先生であり必要とされる人であることは間違いありません。

だからこそ、自分を磨くことで関わる子どもたちに伝えられることも多くなるのです。

そして、新しい自分がいつもいるように感じられる・・・。

先生とて一人の人間であること、磨けば光る!
新しい自分をしっかりと構築していきましょう。

 

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