自信を持とう!
伝えることとは
学校において先生が授業を展開する際、教材研究を精一杯にこなしてから始めるでしょう。
それは、子どもたちに間違った知識を与えないように!ということの現れです。
家庭では、親御さんが子どもさんに対して間違ったことはしっかりと伝えていることでしょう。
それは、子どもたちが誤解を招かないように!という思いの現れです。
しかし、それを胸を張って伝えられることはある意味難しくもあります。
それは・・・
自信がないとき
私たちはすべてのことを知り、すべてのことに自信があるわけではありません。
長く生きていても、知らないことなど多々あるもの。
それは誰しも同じであり、自分が完璧だと思っている人がいないのと同様です。
私たちは、その誤差をいかに少なくするかということを考えていかなくてはなりません。
つまり、知っていることを増やすこと!
そのためには、日頃から様々なことに興味関心を持ち、知識として得ることを心掛けるとともに、それに対して自分なりの考えも持つようにしてみることなのです。
あるものを、素直にそのまま受け取ることは悪いことではありません。
しかし、何でもかんでも信じてしまうということは、危険なことでもあるのです。
本来、物事は自分で見て聞いて感じて受け取ることができるのですが、その過程を怠る時もあるもの。
それなのに、いかにも知っています!という顔で話をしてしまう・・・。
結構ありがちなこと。
自分ではわかっていても、つい自信たっぷりに話してしまうことも多々あるように感じます。
でも、それは自分自身を苦しめることにもなるのです。
知らないことはあるもの
学校で、子どもたちに質問された時、先生はどう答えるでしょう?
知らないことを突っ込まれることだって稀にあります。
しかし、子どもたちは先生を何でも知っている人!と見ています。
だからその期待を裏切りたくない・・・。知らないことが恥ずかしい・・・。
いえ、それは間違っています。
人間は知らないこともあるものだと子どもたちに知らせる良い機会だと受け取ることです。
素直に次回までに調べることを伝えればよいのです。子どもたちは、先生も知らないことがあるのだと、ホッとすることもあるでしょう。
知ったかぶりをしたり、そんな質問をするのはおかしいと子どもたちがまるで悪いことをしているような見方をするのは最もいけないこと。
家庭では、親御さんの知らないことを聞いてくることもあるはずです。
その際、知らないことだったのなら一緒に調べたり考えたりする時間を持つことです。
頭ごなしに「そんなの知らない!」などと言わないでください。
先生方や親御さんが自信を持って答えられることは、笑顔で答えてください。
そして知らないことを伝える時も、自信を持って知らないことだと伝えるのです。
知らないことは悪いことではないのだということを伝えましょう。
自分の発する言葉や表現する姿勢には自分なりの自信が現れます。
いかにも自信なさそうにしている人は、相手が離れていきがちです。
知らないことに自信を持って答えるためにも、一先ず知らないことだと自信を持って言える自分でありたいものですね。