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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

自分の意思で羽ばたこう

公開日:2022年12月24日 カテゴリー:子育て中の親御さんへ, 教員の皆さんへ, 生徒、学生さんへ タグ:

分岐点

 

 

人生において、分岐点に差し掛かることが何度かあります。
右か左か?さらにもっと多方向へ分かれている道に出会うこともあるでしょう。

そこに立った自分は、どのようにして分岐点を捉え、進む方向をきめるのか・・・?

今まで歩いてきた道、歩いていることに何の疑問も持たずに来たかもしれません。
しかし、よく考えてみると歩き方は様々なはずです。早歩きの時もあれば、ゆっくりの時もある。リズムに乗り快活に進む時もあれば、なかなか一歩がでないこともある。

それでも目の前にある一本の道を当たり前のように前に進んでいる人がほとんでではないかと感じるのです。

そして、分岐点が現れた時、その現実に向い合うことを躊躇してはいけないのです。どちらに進むかは自分の意思で決めることがとても大きな意味を持つのです。

自分の人生は、誰のものでもなく自分自身のものだから・・・。

 

道の選択

 

 

さて、子どもが大人になる道。途中には歩く道を選択する時が訪れます。それが分岐点に差し掛かった時。

自分が進む方向を決める場面は、進路選択が思い浮かぶでしょう。
その分岐点に立ち、周りを見回すといくつかの道が現れるはずです。

そこに立つと、きっと迷いが生じるのでは・・・。

でも、よく見て下さい。無謀な道は現れていないのでは?どの道を選択したとしても、一歩は確実に踏み出せるのです。

まず、そう考えて焦らないで下さい。

だからと言って、どこでもいいや!などと面倒くさくなってもいけません。
選択するのは自分の意思で、自由です。

仮に自分の道の選択を誰かに任せたとしましょう。任せたことも自分の意思だったはずなのに、忘れてしまうことがあるのです。

歩いていて躓き、嫌になると、選択を任せた人が悪いと思ってしまう。
これは親や先生であることも多いのではないでしょうか。

もちろん、親や先生はその子のためを思って相応しいであろう道を探してくれます、それを素直に受け入れることも悪くはありません。今まで、親の言う通りに歩いてきて間違いはなかった!と思っている人は、そうするでしょう。

ただし、受け入れる責任は自分にあります。何があっても文句は言えないと覚悟しておく必要はあります。

 

将来の幸せに向かって

 

 

進路選択にあたると、誰もが言うでしょう。
「自分の進路なのだから、自分で決めればいい!」と。

やりたいこと、つきたい職業があればそれを目指せる道を選ぶ。案外スッと決められるかもしれませんが、そんなこともなく、ただどうしようと思う迷う時間ばかりが過ぎることもあるものです。

その時は、自分に問いかけてみることです。
5年後、どんな自分でありたいか?10年後、どんな人でありたいか?

自分の幸せとはどんなことか?どんな人に出会いたいか?羨ましいと感じる人とは?

今の自分ではなく、未来の自分を思い浮かべるのです。
自分が大人になり、小さくても幸せだと感じる場面に出会うことを描いてみるのです。

好きなことを選択したとしても、続けているとつまらないと感じる時もあるものです。しかし、それは失敗ではありません。

大変だと思う中に、ホッとできることもある。これも小さな幸せです。
きっと将来はそんなことが待っているはずなのです。

だからこそ、分岐点に立った時に考えるべきことは将来自分が幸せであること!
将来の幸せに向けて、自分の意思で進むことなのです。

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